2026年2月16日〜28日
【アートフェア】
アート・バーゼルは、2026年6月18日~21日にバーゼルで開催されるフェアに参加する290ギャラリーを発表した。出展者は43カ国・地域から集まり、そのうち21ギャラリーは初参加となる。-ARTnews
https://www.artnews.com/art-news/news/art-basel-flagship-swiss-fair-exhibitor-list-2026-1234773916
【財団】
インドネシアの億万長者の父を持ち、シンガポールを拠点とするアートコレクターのベリンダ・タノト氏率いるアート財団(タノト・アート財団(TAF)が、最先端のアート作品を展示している。歴史的建造物であるニューバル・スクール・ホールで3月1日まで開催される「知覚の儀式」と題された展覧会は、急速に加速するデジタル時代における物質性という概念を深く掘り下げており、主に南半球出身の23名のアーティストによる50点以上の作品が展示されている。-ARTnews
https://www.artnews.com/art-news/news/tanoto-art-foundation-inaugural-exhibition-1234773925/
【美術館】
ロンドンのV&Aは、11月から閉鎖されていた「Design 1900-Now」展を再開した。このギャラリーには20世紀と21世紀の250点のオブジェが展示されており、キム・カーダシアンが2015年に出版したコーヒーテーブルブック『Selfish』の初版本から、1969年から1970年にかけて製造されたフィンランディア・ウォッカのボトル、1934年にヘリット・リートフェルトがデザインした「クレート」チェアまで、様々な作品を鑑賞することができる。記事ではいくつか新収蔵品を含むハイライトを紹介する。-ARTnews
【オークション買い手手数料】
サザビーズは2月13日より、世界各地のオークション会場でバイヤーズ・プレミアムを値上げした。この手数料は落札者が落札価格に加えて支払うもので交渉の余地はなく、オークションハウスにとって大きな収入源となっている。新しい手数料体系では、ニューヨークでの落札価格が100万ドル以上の作品については27%だったが、200万ドル(ロンドンでは150万ポンド)以下の作品については28%に値上げされる。中価格帯は引き続き落札価格の22%だが、200万ドルから800万ドル(ロンドンでは150万ポンドから600万ポンド)の作品に適用される(これまで中価格帯の料金は100万ドルから800万ドル(80万ポンドから600万ポンド)の作品に適用されていた)。落札価格が800万ドル(600万ポンド)を超える最高級作品のバイヤーズ・プレミアムは、引き続き15%となる。-THE ART NEWSPAPER
【美術館コレクション】
ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館は、YouTubeに初めて投稿された動画「Me at the zoo」と、初期のウェブページの復元版を取得した。共同創設者のジョード・カリム氏が2005年4月21日にYouTubeに投稿した19秒間のこの動画は、2月18日から同博物館の来館者に公開される。-INDEPENDENT
【工芸】
ロエベ財団がクラフトプライズ2026のファイナリストを発表。5,100点を超える応募作品の中から、陶芸、ジュエリー、ガラス、木工、製本、家具など、19の国と地域から30名のアーティストが選出された。審査員によって選出された受賞者には賞金5万ユーロが授与され、5月13日から6月14日まで、シンガポール国立美術館で作品を展示する。また、特別賞2名が5月12日に発表される予定だ。-Galerie
https://galeriemagazine.com/meet-finalists-of-loewe-foundation-craft-prize-2026/
【オークションハウス売上】
サザビーズが2025年度通期の業績を発表。連結売上高は71億ドル(約1兆1,000億円)で2024年度比18%増、また、売上高は14億ドル(約2,181億1,032万円)で、2024年度比21%増となった。好調な市場環境に加え、パリ、香港、チューリッヒに続き、ニューヨークにブロイヤー・ギャラリーをオープンしたこと、アブダビとサウジアラビアで初のオークションを開催するなど、中東への取り組みを強化し、サザビーズ・メディアを含む新たな事業分野を拡大したことも増収の要因と思われる。-artdaily
https://artdaily.cc/news/191181/Sotheby-s-reports-2025-financial-results
【美術館】
ロンドン・ナショナル・ギャラリーは、820万ポンド(1,120万ドル / 約17億4,500万円)の予算赤字を見込んでおり、「戦略的再構築」を迫られている。これらのコスト削減策には、人員の大幅削減とプログラムの一部見直しが含まれる。同美術館は2026/27年度の赤字予測の理由として、運営費の上昇、商業的圧力、そして生活費高騰による来館者への影響の2点を挙げており、公共支出の広範な削減とパンデミック以降の美術館来館者数の回復の鈍さが、英国の美術館に大きな負担をかけているとも述べている。-artnet
https://news.artnet.com/art-world/london-national-gallery-staff-cuts-2745442
【版画】
ニューヨークを拠点とする版画出版社兼ワークショップであるPace Printsは、ロサンゼルスのハリウッドに拠点を構え、今秋には制作施設と併設の小規模ギャラリーをオープンする予定だ。こちらは従来のギャラリーとは異なり、西海岸のアーティストたちにプロジェクトのために飛行機で訪れるのではなく、実験的な時間と空間を提供することが目的だという。-ARTnews
https://www.artnews.com/art-news/news/pace-prints-heads-to-hollywood-1234774549/